西洋美術史講座(東京)第54回 2019年1月27日
「ロマン主義最大の巨匠、ウジェーヌ・ドラクロワの革命」
ロマン主義美術、19世紀フランス絵画
2019年1月27日、今年最初の講座は厳しい寒さの中、63名の参加者をお迎えして開催されました。
世界史の教科書でもおなじみの「民衆を導く自由の女神」の作者で19世紀フランスのロマン主義を代表する巨匠、ウジェーヌ・ドラクロワについて、生い立ちから政治的状況、彼を取り巻く背景を学びました。
その後、スクリーンに投映された数々の絵画と佐藤よりこ先生の講義に、彼の世界に引き込まれ、あっという間の2時間半でした。
ウージェヌ・ドラクロワ、ダンテの小舟(地獄の町を囲む湖を横切るダンテとウェルギリウス)、1822年、カンヴァス、油彩、189×264cm、パリ、ルーヴル美術館
ウージェヌ・ドラクロワ、キオス島の虐殺、1823〜24年、カンヴァス、油彩、417×354cm、パリ、ルーヴル美術館
ウージェヌ・ドラクロワ、キオス島の虐殺、1823〜24年、カンヴァス、油彩、417×354cm、パリ、ルーヴル美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、サルダナパロスの死、1827〜28年、カンヴァス、油彩、395×495cm、パリ、ルーヴル美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、民衆を導く自由の女神、1830年、カンヴァス、油彩、260×325cm、パリ、ルーヴル美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、アルジェの女たち、1834年、カンヴァス、油彩、180×229cm、パリ、ルーヴル美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、ヴァイオリンを奏でるパガニーニ、1831年、カンヴァス、油彩、45×30,4cm、ワシントン、フィリップス・コレクション
ウジェーヌ・ドラクロワ、オフィーリアの死、1844年、カンヴァス、油彩、23×30,5cm、パリ、ルーヴル美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、砂漠のマグダラのマリア、1845年、カンヴァス、油彩、55,5×45cm、パリ、ドラクロワ美術館
ウジェーヌ・ドラクロワ、天使とヤコブの闘い、1856〜61年、壁画、カンヴァス、油彩、ワックス、751×485cm、パリ、サン・シュルピス聖堂サン・ザンジェ礼拝堂