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西洋美術史講座(東京)第58回 2020年7月26日

第58回 西洋美術史講座(東京)

「“崇高の美学”、ドイツのフリードリヒとイギリス最大の画家ターナー」
ロマン主義美術、19世紀ドイツ絵画とイギリス絵画

 

初めてZoomでの開催となった西洋美術史講座は、7月26日約50名の方にご参加いただきました。

18世紀におけるヨーロッパの「崇高の美学」や19世紀にかけてのドイツの時代背景、ロマン主義を代表する巨匠の生涯と芸術思想などを学びました。日本画の東山魁夷の作品に影響を与えたフリードリヒ、後年の印象派の画家たちに多大な影響を与えたというターナー。繊細ながらも力強い光を感じられる崇高な世界に引き寄せられた2時間でした。この時代に欠かせないジョン・ラスキンのお話は次回に続きます。

 

カスパー・ダヴィット・フリードリヒ、海辺の修道士、1808〜10年、カンヴァス、油彩、110×171,5cm、ベルリン、ナショナル・ギャラリー

 

カスパー・ダヴィット・フリードリヒ、樫の森の中の修道院、1809〜10年、カンヴァス、油彩、110,4×171cm、ベルリン、ナショナル・ギャラリー

 

カスパー・ダヴィット・フリードリヒ、山中の十字架と大聖堂、1812年、カンヴァス、油彩、44,5×37,4cm、ドイツ、デュッセルドルフ州立美術館

 

カスパー・ダヴィット・フリードリヒ、氷の海、1823〜24年、カンヴァス、油彩、96,7×126,9cm、ドイツ、ハンブルグ美術館

 

カスパー・ダヴィット・フリードリヒ、エルベ川の夕暮れ、1832年、カンヴァス、油彩、73,5×102,5cm、ドレスデン、国立近代絵画館

 

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー、輸送船の難破(ミノタウルス号の難破)、1807年頃、カンヴァス、油彩、173×241 cm、リスボン、カルースト・グルベンキアン財団

 

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー、夜に石炭を運び込む男たち、1835年、カンヴァス、油彩、92,3×122,8cm、ワシントン、ナショナル・ギャラリー

 

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー、戦艦テメレール号、1838年、カンヴァス、油彩、91×122cm、ロンドン、ナショナル・ギャラリー

 

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー、雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道、1844年、カンヴァス、油彩、91×122cm、ロンドン、ナショナル・ギャラリー

 

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー、ノラム城 日の出、1845年頃、カンヴァス、油彩、90,8×121,9cm、ロンドン、テート・ギャラリー

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