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西洋美術史講座(東京)中世3部作第3部2021年6月27日
「美しき大聖堂、天空を目指す尖塔と七色の光の海」
ゴシック美術
ゴシック美術は12世紀半ば、イル・ド・フランス及び北フランスの都市を中心に発展し、その後ヨーロッパ全土に広まった。 尖頭アーチ、交差リブ・ヴォールト、飛梁などの建築要素によってより天井を高く、窓を大きくとることが可能となり、そこに配されたステンドグラスは大聖堂を七色の光あふれる空間に変えた。 各地の大聖堂の見事なステンドグラスや彫刻を映像とともに学びました。
パリ、ノートルダム大聖堂、1163年頃〜1345年頃
シャルトル大聖堂、1194年頃〜1250年頃、フランス
栄光のキリスト、シャルトル大聖堂、西正面中央扉口彫刻、1145年〜50年頃、フランス
シャルトル大聖堂三つのステンドグラスの窓、キリストの受難(左)、キリストの幼年時代(中央)、エッサイの樹(右)、1150年〜55年頃、フランス
美しき絵ガラスの聖母、シャルトル大聖堂、内陣南側廊、1180年頃(?)、フランス
ランス大聖堂、1252年〜1475年、フランス
微笑の天使、ランス大聖堂、西正面左扉口左側壁、1245〜55年頃、フランス
ケルン大聖堂、1248〜1322年頃(西塔の大部分は19世紀)、ドイツ
イーリー大聖堂、1322年〜42年、イギリス
ミラーノ大聖堂、1387〜1577年及び19世紀、イタリア