情報公開

公的研究費適正執行への取り組み

公的研究費の不正使用防止に関する基本方針

2021年10⽉22⽇ 学⻑決定

神戸海星女子学院大学では、⽂部科学省「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2007年2⽉15⽇制定、2021年2⽉1⽇改正)に基づき、本学における公的研究費の不正使⽤防⽌に関する基本⽅針を以下のとおり定めます。

1.機関内の責任体系の明確化

公的研究費の運営・管理を適切に行うため、機関内の運営・管理に関わる責任体制を明確に定め、これを公表します。また、公的研究費の運営・管理を適正に行うため、最⾼管理責任者を学⻑とし、統括管理責任者、コンプライアンス推進責任者をそれぞれ置きます。

2.適正な運営・管理の基盤となる環境の整備

(1) コンプライアンス教育・啓発活動の実施

公的研究費の受領・使⽤にあたっての責務・⼼構え、公的研究費の使⽤ルール、事務⼿続き、不正使⽤防⽌の取り組み等について、コンプライアンス教育や啓発活動を通じて学内に周知します。

(2) ルールの明確化・統⼀化

公的研究費の適正な運⽤のため、規程等を制定し、公的研究費の不正使⽤防⽌に対するルールづくりを⾏います。

(3) 職務権限の明確化

公的研究費の事務処理に関する構成員の権限と責任を定め、理解の共有を図ります。

(4) 告発等の取扱い、調査及び懲戒に関する規程の整備

研究費の不正使⽤に係る調査ならびに懲戒について規程等に定め、明確化かつ透明化を図ります。また、公的研究費の不正使⽤に関する学内外からの通報の窓⼝を設置します。

3.不正要因の把握と不正防止計画の策定・実施

不正を誘発させる要因の把握に努め,不正要因に対応した具体的な不正使用防止計画を策定し、実効性のある対策を継続的に実施します。

4.公的研究費の適正な運営・管理

不正使用防止計画を踏まえ、適正な予算執行に努めます。予算の執行状況を検証し、公的研究費の適正な運営・管理を行います。

5.情報の共有化と情報発信の推進

ルールが適切に情報共有・共通理解される体制の構築に努め、広く学内外に発信します。

6.モニタリング・監査体制の構築と実施

不正発生時の早期発見及び不正の抑止のためのモニタリング体制の検討・構築と,本学の不正防止に関する各種規程やルールに沿って手続きが行われていることを確認する監査体制を構築し、適切に実施します。

責任体制
最高管理責任者学長
統括管理責任者事務長
コンプライアンス推進責任者教務部長
担当責任者研究委員会委員長
相談受付窓口・通報窓口